Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

白井 悠太

モンゴル

新モンゴルサマーインターン

白井 悠太さん

工学部物質化学科
留学期間:2018年 8月 9日 ~2018年 8月 25日
留学先:新モンゴル高校

派遣先について

 新モンゴル高校はウランバートルにある学校で日本語の授業があり、多くの生徒たちが日本に留学するために日々勉強している。今回参加したサマースクールは夏休みの間に行っているプログラムで、生徒たちが学校で学んだ日本語をアウトプットする場として約4週間行われている。私はそこで1つのクラスの担任としてインターンをさせていただいた。

学習・活動面について

 主な活動内容としては、担任としての仕事とプロジェクトワークという日本語を使って発表を行うという2つの活動を行った。担任業務としては出欠確認、日々の連絡を朝と帰りのホームルームで行い、テストの時は試験監督をするなどであった。プロジェクトワークは1日コマあるなかで2コマを使い行った。しっかりとした発表にすることも大切なのだが、1番大事なこととしては生徒たちの日本語を学ぶモチベーションを上げる、もっと日本に興味を持ってもらうことをいつも思いながら活動をおこなった。

生活について

 学校が夏休みであるため学校の寮を使わせていただいて、そこで生活していた。お昼は学校の食堂でもらった食券を使って食べ、朝晩は寮で自分たちで作ったりしながら食べた。洗濯も寮の洗濯機を使って行った。外出する際には必ず生徒と一緒に外出するようにし、いろんな場所に案内してもらった。

派遣先で得たこと

 まず、専攻が化学であったため普段の生活では関わることのない「教育」というものを体験することが出来た。いつも自分に教えてくれる先生方がどんな思いで私たちに教えてくれているのか少し分かったような気がした。また、生徒たちからは素直に学ぶ姿勢を教えてもらった。分からないことはすぐ聞いてきたり、どんなときでも学ぼうとする姿勢は今の私にはないものだったのでとても学びになった。

後輩へのアドバイス

 「教育」というものを大学で学んでいないからこそ感じることがいっぱいあったように思う。だから、専攻が教育関係じゃないから辞めるとかではなく、少しでも教育に興味があるなら参加してみるのが一番いいのではないかと思う。いろいろなことを教えながら、様々なことを教えられるという経験はこのようなプログラムでしか出来ない体験だと思うので是非参加してみて欲しい。